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授業を通しての学び | 研究授業

学校課題の解決や教員の資質能力の向上を目指して、同僚の教 員とともに学校組織の中で行うことを目的として、校内研修というものを行なっています。

校内研修では、様々なことをテーマとして行いますが、授業研究は中でも最も大切なテーマであり、代表する先生がきちんと指導案を書き、大勢の先生が見守る中で授業を公開し、授業前と授業後に協議の時間を設けて行う、研究授業はその中核となる研修の一つです。

昨日は、E先生が、3年A組の数学の研究授業を行いました。
教育局の指導主事をはじめ、大学の先生、町の教育委員会、町内の他の学校の教員も参加しての授業研究会となりました。

たて15m、横18mの土地に、たてと横にそれぞれ同じ幅の道をつくり、道をのぞいた面積が180㎡となるようにするには、道幅を何mにすればよいか?

というのが、この時間のメインの問題となり、グループで解法を検討していきました。

道幅をxとして、二次方程式を立て、解き、さらに、出てきた2つの答えのうち、適切な解を吟味して、答えを導き出す。というような解法がグループの中で話し合われます。

「どうすればいいんだろう?」
「○○かな?」
「ひょっとしたら、○○かも」
「これだと、こうなるよ」
「うーん、わからない」
「これはね、こうやってやるんだよ」
・・・・
さまざまな対話が繰り広げられ、学びが深まっていました。

授業後には、授業を参観した先生たちでの協議会が行われ、

・どこで学びが成立していたか
・どこで学びがつまづいていたか
・どこに学びの可能性があったのか

について、グループ協議が行われました。
生徒たちが授業で体感したように、私たち教員もこのグループ協議によって教員としての学びが促進されたのでした。

授業者のE先生も、参加した教員もそれぞれに学びを持って帰って、今後の授業に活かしていければと思います。

私たちに、最高の学びをさせてくれた3年A組の子どもたち、そして、授業を公開してくれたE先生、ありがとう!そして、お疲れ様!!