授業でのICT活用
文科省のGIGAスクール構想により、生徒ら一人一人にタブレット端末が配付されてから2年半ほど経ちました。
今年度5月より、家庭への持ち帰りも始まり、授業中だけではなく、家庭学習などでの利用も進んできています。
22日に町内の先生方が集まって、ICT活用についての交流会・研修会が開かれる予定です。
その講師として、文部科学省学校DX戦略アドバイザーの方がえりも町に来町されています。
えりも中学校にも訪問いただいて、授業参観いただき、ICT活用の状況を見ていただきました。
1年生は、道徳の授業で、Padletというアプリを使って、意見の収集・共有していました。
ノートやプリントなどに書くだけであれば、班の中での共有と代表者の意見発表くらいにとどまりそうなことも、このアプリを使えば、全員が、全員の意見を見ることができます。
また、リアクションボタンを押せるので、自分の意見に同意や反応があったこともすぐにわかります。
2年生は、交通安全作文の下書きで、端末のドキュメントというアプリで文章を打ち込んでいました。
何度でも書き直せたり、追加、削除、入れ替えなどが自由にできて、文章を書くハードルを下げることができます。
また、級友の作品も閲覧することができるので、人の作文の良いところや真似したいことを、自分の作文の参考にすることもできます。
また、教員に提出して、コメントをもらうことで、校正も効率的、効果的にできます。
現在の子どもたちの学び方は、私や保護者世代の皆さんとは、全くちがうところがいくつもあり、まだまだ課題が多いとは言え、学びやすい環境が整いつつあります。
明日から冬休みに入りますが、ぜひ、ICTも活用してみてください。