防犯教室~警察官をお招きして
不審者が学校に侵入する、町で声をかけられる、ネット上で知り合った人から被害を受ける…
あってはならない事態に遭遇することが、ないとも限りません。
そんな事態に備え、あらかじめ必要な知識を学んでおくための場として、毎年防犯教室を行っています。
今年も浦河警察署の方をお招きして、防犯教室を開催しました。
毎日、町の平和を守ることを使命に、犯罪と闘い続けている本物の警察官に生の声を届けてもらうことには、教員が指導することとはまた別の価値が生まれます。
不審者に出会い、怖い目に遭いそうになったら、私たちのできることの第一は、
逃げること
追いかけることは、不審者にもリスクがあり、被害を避けられる第一の行動です。
そして、
大きな声で助けを求めること
声を聞いた人が助けに来てくれるかもしれないし、通報してくれるかもしれない。
このことが不審者にプレッシャーを与えることにつながります。
もしも、不審者におそわれたら…
とっても怖いことですが、身の逃れ方についても、実技を交えて教えてもらいました。
最後には、SNSにひそむ危険についてもお話ししてもらいました。
個人情報を決して知らない人に渡さないこと。
相手が同年代をよそおって近づいてくることもあり、知らない人を信用することは避けた方が無難です。
また、コメントを残したり、質問を入れたりする機能もありますが、個人が特定されないからといって、そこに、悪口などをのせた場合、名誉棄損や脅迫などの罪に問われることもあります。
SNSとの付き合い方は、慎重になった方が良い、というお話でした。
生徒一人ひとりが、防犯意識を高める機会となりました。
浦河警察署の方々、ありがとうございました。